「ネオテニー・ジャパン」とは異なる切り口で構成したコレクション展。「これまで展示できなかった大きな作品を並べたい」との思いから、19作家の迫力ある作品を展示。なかでも濱田樹里の全長約17メートルの作品《焔にたつ華》、名知聡子の全長11メートルを超える《幸福と絶望》や、鴻池朋子、近藤亜樹の大型作品が空間を圧倒した。西尾康之は富士山をテーマにしたレリーフ状の新作を発表。「若者たちの熱みたいなものが僕の中では60年代の熱と重なってくる。時代と一緒に活動的になっていくためのコレクションであり、買うことで運動体に参加している」との高橋龍太郎の発言がカタログ収録の対談に見られ、コレクションのモチベーションが窺い知れる。

会期:

2013年4月14日(日)ー2013年9月16日(月)

会場:

河口湖美術館

URL: