「日本画」という定義としての枠組みから外に出て行こうとする急先鋒の一人として注目を集めている岡村桂三郎の展覧会です。
お忙しいとは存じますが、ぜひご来場賜わりますようお願い致します。
高さ3mにおよぶ焼け焦がした杉板に、岩絵具を塗り重ねた下地をつくり
表面をスクレーパーで削り取りながら描き出していく会場内には屏風状に仕立てられた巨大な作品が現出され、見る者はその圧倒的な空間に包み込まれる。
その作品群は、ラスコーの洞窟壁画や縄文文化など、アミニズムを思わせる宗教的イメージがあり、また技法や構成には、仏教美術や宗達、若冲などの影響が 感じられる。
岡村は日本画材を使って、独自なスタイルを創り出し絵画の可能性に向かって挑戦し続けている。 |