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藤田桃子 Momoko Fujita
「トネリコ・ユッグドラシル」 "Tonerico Yggdrasil"
会 期:2008年3月15日(土) 〜 6月7日(土) 金曜日&土曜日(5/2 祝休)
開 催:11:00〜19:00
協 力:沖縄県立芸術大学、ミヅマアートギャラリー
レセプション:3月15日(土)-18〜20時
- works -
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- press release -
宇宙は巨大な一本の樹木によって支えられているのだという。
遠い昔、人が地に姿を現す遥か以前から、その巨大な宇宙樹はそびえていた。その幹は天上界と冥界の深淵をしっかりと結び、内部では宇宙全体が永遠に再生を繰り返す。
苦悩し、移ろいやすい無常な存在である己を捨て、宇宙全体と再び一つになった彼は、その樹に胎臓され、生命の起源と創世を観たのだろう。
21世紀、様々な情報が溢れ、錯乱中。どこかの誰かがボタンを押せば、一瞬で地球は消滅するとかしないとか。めまぐるしく変わるこの世の中で、私はどうしたらよいか分からなくなり、とりあえず樹の幹に身をもたれ、樹のように不動となり沈黙し、眼を閉じる…
………瞑想…………。
けれども、ざわめきは鳴り止まず、私はそのざわめきに安堵する。やがて腹が減り、樹を後にして私の足はファーストフード店へと向かう。そして今日もテレビの前で食べている。
なんという無常さ。
藤田桃子
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